世界中を旅したナチュラルワインショップのオーナーが語る、なるほど！そうだったのかナチュラルワイン！の話

一番よく聞かれる質問ですね～。
実は、ナチュラルワインって言ってもナチュラルワインが本来のワインなんですよ。

一番の決定的な違いは、発酵のさせ方ですね。
ナチュラルワインは、果実についた微生物で発酵させて作る伝統的な作り方。
そして商業的に作られたワインは、純粋培養酵母という人間がケミカルに作った酵母で発酵させたものなんです。
短期間で発酵ができるので、安くてたくさん作ることができるんですね。

そうですね。ナチュラルワインは、150年以上前から作られていた伝統的な製法なんです。
今は、世界中でその製法を守り伝えようとたくさんの生産者産が頑張られています。
僕は、そういった伝統的な製法で作られた自然本来の味のワインを皆に知って欲しくて、そういった生産者さんのワインを取り扱っています。

味わいは大きなポイントですね。

わかると思いますよ。
ナチュラルワインって味はすごく優しくて、飲み飽きしないという特長があります。
そして、よく言われるのは飲んだ翌日の違いですね。
ナチュラルワインは、自然の飲み物なので体にダメージが少ない優しい飲み物なんです。だから、翌日もすっきり爽やか！ってことはよくお客様から言われますね。

これは、なかなか難しいですね。
ワインって、発酵由来の二酸化硫黄が発生して、亜硫酸塩という保存料のひとつになるんです。
それを何ppm以上含めば、添加させていなくても含有という表示が必要になるんですね。
そして実は、保存のために亜硫酸塩を入れてあるワインと、発酵由来の二酸化硫黄が一定量あるワインを見分けるのは、表示上だけでは難しいんです。

これは、お店の人に話を聞くしかないですね。
なので、お店の人に知識がないと難しい問題です。

そう思われちゃいますよね。
僕は、むしろ安いと感じて驚くことも多いです。

ただ、値段にとっての価値って個人によって感じ方が違うので、そこは何とも言いにくいんですよね。
たとえば、一般的に居酒屋さんなんかでお酒を頼むとするでしょう？そうすると一人あたり2,000～3,000円くらい支払うことが多いですよね。
その予算があると、うちで取り扱っているナチュラルワインは1～2本くらい買えたりするものもありますよ。

はい。うちのワインは、1,000円台後半から2,000円台のものが一番アイテム数が多いですね。
日常で飲んでいただきたいワインを中心に揃えているので、お求めやすい価格帯かと思います。

日本でがんばっていらっしゃるワイナリーさんも増えてきていますよ。今うちで扱っているのは、山形県と滋賀県のワインです。
どちらもすごく高品質でいいワインですよ。

そんなことはないですよ。うちでは発酵マニアの僕が、伝統的な製法で作られたワイナリーさんのものだけをしっかり集めてますから、安心してください。

今回ご説明したナチュラルワインの中で、私のイチオシ商品を紹介します。