おいしいくて生きるチカラが湧いてくるレシピのシェア!
フェイスブックで土岐山脇子さんがシェアしてくださった甜麺醤をつくりました
おいしさだけを追求することが目的ではなく、食べることの本質や姿勢のお話に共感! いつも学ばせていただいています
つくる上で一番大切なことは「本来の食材を使う」ということが大前提!
それを無視するとせっかくつくっても台無しになるとのこと
いったいどんな味わいになるのか、ワクワクしながらつくりましたよ レシピにほんの少しだけオリジナリティなアイデアを盛り込みました
味わいと保存性をさらに高めるために、水を使うところを緩衝力の高い純米酒に変え、砂糖を入れるところを半量に減じて本みりんを使いました
30分間ひたすら焦がさないようにネリネリと混ぜつづけるとだんだん香りが立ってきて色もテリがでてきたらフィニッシュ!
さっそく土岐山さんのご友人永野智子さんのレシピで麻婆豆腐をつくりました
これがもうプロの味わいにグレードアップ!自分がつくった料理とは思えないほどです
妻から晩ごはんのヘビーローテーション入り決定!と言われてうれしくなりました
なにはともあれ、家庭料理をつくる方々にはぜひとも体験していただきたい甜麺醤♡
麻婆豆腐のみならず、ナスやキャベツの甜麺醤炒め、担々麺、蒸し鶏のソースや田楽の味噌にカレーの隠し味などなど、味わいがグレードアップすること請け合いです
わが家の定番、鳥モツの味噌煮込みワを甜麺醤でつくると超本格的な味わになりました!

おいしさのポイントは本来のプロセスを経てつくられた生豆味噌、純ごま油、本醸造醤油をつかうこと
実際につくってみれば手間暇かけてつくる理由がはっきりわかるので、やりがいがあってたのしいとこころですね
そのうえ、食べるサプリといわれている豆味噌、本味醂、純米酒には天然のアミノ酸など生理活性物質の宝庫なので自己免疫力アップの元気食なんですよ!
生命力のある食べののはおいしいだけではなく生きる力が湧いてくる科学的な根拠がちゃんとあるんですね!
土岐山さんがご指定された銘柄の宝山味噌、純ごま油は長年に渡りわが家の必需品として愛用していますのでうますな屋酒店で買うことがっできますし本醸造醤油も揃いますよ
私が使った杉浦味醂の三年熟成みりんは発酵由来の自然の甘みを求められられるかたに使っていただいたい逸品。純米酒も本来のプロセスでつくられたお酒を使えばおいしさの底上げをしてくれますので興味のある方はお試しくださいね


以下、土岐山脇子さんのフェイスブック投稿からの引用
【自家製甜麺醤の作り方】
作り方のお問い合わせを多くいただいたので、私の作り方ですがご紹介。
本場のものは小麦粉と塩と麹で作られていますが、日本ではなかなか手に入らず、また日本で売っている甜麺醤は全て豆味噌のように記憶しています。なら自分で作っても同じだなと思い作り始めました。自分で作ると恐ろしく安く作れます。お友達にプレゼントしても喜ばれます。ぜひ作ってみてください〜。
《材料》
八丁味噌 300g
水 150cc
ごま油 50g
砂糖100g
醤油10g
大事なのは材料です。
八丁味噌と書いた理由は、確実に豆味噌だからです。
八丁味噌の会社は今日本にまるやさんとカクキューさんの二社しかありません。八帖町という住所です。岡崎城から西に八丁(800メートル程)離れている場所というのが由来です。
いずれも昔ながらの作り方をされ、原料も確かです。ちなみに名古屋味噌、と、伊勢味噌も、豆味噌ですので甜麺醤作りに向いています。とにかく豆味噌で作ってください。
で、なんで八丁味噌と書いたかというと、豆味噌の商品の中には食品添加物が加えられているものがあるためです。最初は間違えようがない八丁味噌を使うとよいと思います。300gで550円ぐらいです。高い?
甜麺醤のレシピには赤味噌と書いてあるものが多いのですが、赤味噌という呼び方は麹味噌を熟成させたものを指すことも多く間違えやすいのです。
豆味噌と麹味噌はそもそも原料が違います。強い火にかけても風味が落ちないのは豆味噌です。赤味噌と書くと麹味噌の赤味噌を選ぶ方が多いので八丁味噌と書きました。慣れたら色々な豆味噌で試してみてください。ちなみに私のお気に入りは以前ナオちゃんからいただいた宝山味噌です。
あとごま油。これものすごく大事です。テキトーなごま油や大手メーカーのサラダ油などを使うと一か月ぐらいしたら酸化したような臭いがしてきます。
圧搾法という、ただ絞っただけのごま油を使ってください。
たいして効かない美容クリームを5000円で買うぐらいなら質のいい油に2000円かけることをおススメしますが、私が使っているのは熊本の坂本製油さんのごま油です。ショップによりますが660gで1800円ぐらい。1g2.8円ですから50gで140円。高い?
醤油は、今回ヤマヒサさんの濃口醤油を使いました。
信頼できる、昔ながらのお醤油作りをしている蔵のお醤油を選びましょう。たった10gしか使わないんですよ?ヤマヒサさんの濃口醤油は720mlで1400円。1g約2円なので10gは20円。高い?
三ツ星醤油さんも同じぐらい使います。最後の仕上げの醤油で、風味も違い、楽しいですよ。
砂糖は、私は甜菜糖をつかいましたがなんでもいいと思います。三温糖もよく使います。砂糖は基本混ぜ物無いので。
1キロ300円の砂糖を100gなので30円ですね。高い?
しつこいようですが、味噌、醤油、ごま油が時短で作られているもの、混ぜ物があるものを使うぐらいなら、甜麺醤を作らない方がいいです。基礎工事を手抜きした建物のように全て台無しになります。
さあ、作っていきましょう(ง'̀-'́)ง
混ぜるだけなのでとても簡単です!
《作り方》
小鍋に八丁味噌を入れ水を加えて滑らかになるまで混ぜる。ダマが無くなるぐらい。
次にごま油を入れてよくなじむまで混ぜる。
つぎに砂糖。入れてよく混ぜる。
ここでようやく鍋に火をつける。🔥
弱火で砂糖を溶かしていくイメージ。5分ぐらいしてだいぶ熱くなったら、より弱火にして30分ぐらいネリネリネリネリ。照りが出てきます。
焦げると台無しになるので弱火で!ずっと混ぜていたら焦げませんから。
最後に醤油を加えて1分ぐらい練り混ぜる。
火を止める。
冷まして瓶などに移す。
冷蔵庫で一年ぐらい持ちます。
私は冷蔵庫に入れてないけど。
麻婆豆腐や回鍋肉、肉味噌などに使えます。すごく美味しいです。
ところでかかった費用は740円。光熱費や水の分を入れても800円でおつりがきます。
500g弱の甜麺醤が800円。
麻婆豆腐一回に使う甜麺醤は20gぐらいなので、32円。
豆板醤小さじ半分が10円ぐらい。
醤油も砂糖も片栗粉も一回分5円ずつぐらい。
市販の合わせ調味料が1回分100円としても
どう考えても、本格調味料を使ったこちらが安くつきます。
麻婆豆腐は作る頻度高いはず(╹◡╹)
美味しいもんね!(╹◡╹)
以上、引用終わり
土岐山さん、いつもありがとうございます!
さあ、おいしくて生きる力が湧いてくる食べものを自分と家族、大切な方のためにつくってみませんか!