店主 玄米を語る

玄米と向き合う

私自身、昔から玄米食は体に良いとは聞いてはいたものの、正直おいしいとは感じることができず、常食するのは無理だと感じていました。しかし、酵素玄米に出逢ってその常識が覆りました。酵素玄米は玄米に小豆と塩を入れて圧力釜で炊き、保温ジャーで3日間熟成してから食べます。わが家では自然栽培のお米をいただいておりますが、以前は自家精米して糠を畑に蒔いていました。しかし、野菜の皮や小魚をまるごといただくホールフード生活をを実践するようになってから、お米の命の元となる玄米の外側を削って捨てることに違和感を感じるようになりました。そこでもう一度玄米をおいしく食べる方法はないものかと探していたところ、酵素玄米にたどり着いたのです。ありがたいことに近隣に酵素玄米食を炊いて提供されるお店があり、さっそくたべさせていただいたところ、とってもおいしかったんです。そのモチモチとした食感のおかげで白米のように一気にかき込めず、しっかり咀嚼して食べるので、これまでよりも早く満腹サインが脳に伝達されるのです。食べ過ぎを防止して少量で満足できるのでうれしいですね。また、この満足感のおかげにより、おかずの種類を数多くたべたいという欲求がなくなり、おにぎりだけでも満足できるようになりました。

わが家では家族全員が慣れるまでにはひと月ほどかかりましたが、今では白米、玄米ともに、どちらもそれぞれにおいしいという意見に集約されるようになりました。それから毎食酵素玄米を家族全員で食べるようになり、便が変わり、肌の艶がよくなり、体力気力もアップして良いこと尽くめで喜んでいます。

 

我が家流の発酵玄米

玄米と発酵

玄米の素晴らしさを体感して発酵食づくりにも玄米を用いるようになり、ますます玄米の力を感じるようになり、日本の食の歴史をあらためて見直すと、縄文時代後期には稲作をしていた様子を覗わせる時に付着した籾殻が各地で発見されています。日本は稲穂の国として長きに渡りお米を主食として、籾に付着する麹カビを発酵に利用して、お酒、酢、味噌、醤油などの発酵食、保存食をつくり、命をつないできました。

 

黒焼き玄米との出逢い

このような歴史的背景の中で玄米を黒焼きにして用いる民間療法があります。

「起死回生の妙薬」といわれるほど、体温を上げ、自然治癒力を活性化してくれます。(「子宮を温める健康法 若杉知子著」より引用)

私は長い歴史の中で用いられてきた先人の知恵を活かしたいと思うようになり、黒焼き玄米茶、玄米コーヒーについて、調べました。すると私が尊敬する岡山の船越康弘さんが長年愛飲され、オリジナルブランドの玄米コーヒーの販売を手掛けていらっしゃることを知り、鳥取の松尾信一郎さんとご縁をいただきました。松尾さんはこの道28年。玄米焙煎士として独自の加工技術を磨いてこられた方です。その味わいも素晴らしく、すぐさま気に入ってから暮らしの中に採り入れています。

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